静岡県ヴォーカルアンサンブルコンテストグランプリ受賞団体によるアンサンブルの響演

2008年12月15日

天烏烏

「先に済ませちゃいます」などと宣言しておきながら、まだ一曲残ってました。

ヴォア・ヴェールは、今回のステージで台湾の曲を3曲歌います。

天烏烏は天黒黒とも書かれることがあり、「空に黒雲」といった意味です。急に空模様が怪しくなってきて、あっという間に真っ黒な雲が・・・、お爺さんは畑でイモ掘り、そこへドジョウが出てきて、お爺さんとお婆さんはそのドジョウをどうやって食べるか大ゲンカ・・・といった内容の「童謡」です。

「天烏烏」をインターネットで検索してみようというあなた!ぜひYouTubeで探してみてください。台湾の子供たちの歌うこの歌がたくさん聴けると思います。

フォルモサシンガーズのピアニストであり作曲家の蔡さんによるアレンジは、8分の7拍子主体の緊張感とユーモアが絶妙にミックスしたとても楽しいものになっています。

2008年12月14日

Felix's Girls

では、ヴォア・ヴェールの演奏する「Felix's Girls」の紹介です。
元々は、この曲集は全部で9曲あるのですが、今回はこの中から6曲を選んで演奏します。どの曲も短く、6曲演奏しても10分程度です。

他の団では宗教曲が多いようですが、ある意味、この曲は全く逆の雰囲気を持っていると思います。
曲の中にも「リアルに笑って」とか、「酔っぱらいのように」とか、「ノンシャランで」とか、しゃべりとか、フィンガースナップとか、ハーモニーの楽しさだけでないどちらかというとエンターテインメント性の高い曲です。
4曲目JOU-JOUにいたっては、五線で無いリズム楽譜が、断片的に配置されていて手順だけ示されているという状態。なので、拡大解釈させて頂いて、勝手にヒップホップ調に仕立て上げてしまいました。

これらの曲は全て、女性の名前がタイトルになっていて、各曲はそれらの女性の描写するというコンセプトで作られています。
いろいろなタイプの女性を音楽で表現出来るよう、そして何より皆さんに楽しんでもらえるよう演奏したいと思いますのでご期待ください。

2008年11月18日

落水天

他の3団体のみんな(とくにこのブログに投稿できる実行委員)は、岡山の全国大会前で「それどろじゃない」様子なので、先行して紹介を済ませちゃいます。

ヴォア・ヴェールの台湾シリーズ「落水天」は、台湾というより正確には、台湾にも多く住む「客家人」の民謡です。客家(「はっか」と読みます)は、中国の黄河流域が起源の民族で、現在は中国南部の山間部や台湾、東南アジアなどにも多く住んでいるようです。

この曲は、中国南部の広東省の客家に伝わる「山歌」で、嫁いだばかりの若い娘が、雨の中、笠もなく立ちすくむ姿が歌われます。

編曲は、松下耕さんなのですが、楽譜は台湾の中國音樂書房から出版されており、出版社に直接FAXするなど、少々苦労して取り寄せました。

11月30日の静岡県芸術祭でも、ヴォア・ヴェールとしてこの曲を演奏します。

2008年10月18日

鬼湖之戀

ジョイントコンサートで演奏する曲の紹介、手始めにヴォア・ヴェールが演奏する台湾民謡の一つ「鬼湖之戀」をご紹介しましょう。

曲名を漢字で読むと少々おどろおどろしい感じを受けるかもしれませんが、日本語にすると「神秘的な湖の恋の物語」となります。

台湾先住民族のひとつルカイ族に伝わる伝説を元にしたとても美しい曲です。ルカイ族の美しい少女バレンが、神秘的な湖のほとりで青年と出会い恋をした。しかし、この青年、実はこの湖の主である蛇の化身であった。二人は・・・と続く伝説。この続きはインターネットで探すといろいろ出てくると思います。

去年の夏、軽井沢合唱フェスティバルに招待合唱団として招聘された台湾のフォルモサシンガーズの皆さんが日本に紹介していただいた素敵な曲です。このような曲に出会えたことは本当に幸せです。

ヴォア・ヴェールでは、今年3月、福島で開催された声楽アンサンブルコンテスト全国大会で初めて演奏させていただきました。
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